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今こそ読もう!★思考スピードの経営 - デジタル経営教本 [ビジネス書]

ビル・ゲイツにはさまざまな評価があるが、「ZDNet」のJesse Berstは記事の中で、「変化を好んでいる」「成功しても人が変わらない」「慈善活動に熱心だ」「新しいものを作り出している」「技術に対する情熱がある」と、たった5つのポイントから彼の評価はできるとしている。

とにかく彼がマイクロソフト社の共同創業者として、パソコンの標準化に歴史的役割を果たしたことは、否定できない。

マイクロソフト社が競争に勝ち続け、世界最大級の企業にまで成長し、多くの富を生み出したこともまた事実である。

その彼が『思考スピードの経営』で、「競合企業と差別化する最も重要な方法は、情報に対してずば抜けた仕事をすることだ」という信念に基づき、中心に取り上げているコンセプトが「デジタル・ナーバス・システム(神経系統)」である。

企業を人間に見立てたとき、その命令指揮系統や情報伝達手段が神経系統となる。

その神経系統をデジタル化することで、企業組織を再創造していくことが重要だと説く。


本書は、技術の解説本ではない。

新しい会社のあり方を示す経営書である。

デジタル・ナーバス・システムがどのように会社の思考をスピードアップするのか、じっくり聞いてみよう。


「情報をいかに収集、管理、活用するか。あなたが勝つか負けるかはそれで決まる」。

デジタル・ネットワーク時代のビジネスで、「真の勝者」となるために必要なマネジメント手法を、豊富な具体例と著者の哲学に基づく明快なメッセージで説く、ベストセラー経営書。


蛍光マーカーを引きながら読んだのだが、マーカーだらけになってしまうほど中身の濃い本である。

マイクロソフトはもちろん、デルやマリオット、ボーイングやコカコーラなど情報化で進んでいる企業の例をたくさん挙げて、そこで起こったことを論理的に分析している。

すばらしい経営書だという感想をもった。


成功している現役の経営者が次世代の経営の要点を社外に示した、というだけでも得がたい本だと思います。

この本を読んだ目でこの2年半、自分の勤めている会社(一部上場製造業)を含めて社会全体の動きを見てきました。

2011年末においてもこの本の内容をちゃんと実行に移している会社はまだごく一部に過ぎません。

まだこなすべき課題がこの本には本当に沢山つまっています。
 
わかり易く、読みやすい工夫が随所に見られる本で、忙しい方でも一週間もあれば読めると思います。


自分のビジネスに創造力が出せる方に是非、お勧めの本です。


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