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遊びだからこそ「到達点」が無い。 [仕事に対する考え方]

昨晩、NACK5(ナックファイブ:埼玉中心のFMラジオ局)に武田鉄矢が出演して30分ほどトークをしていた。

久々だった。これだけの時間、まとまって武田鉄矢の話を聞くのは。

昨夜のテーマは「遊ぶ名人」ということで、「遊び」について語っていた。

「仕事」と捉えると、何でも辛くなるが、「遊び」と捉えれば、何でも楽しくなる、というような話だ。

たとえば、このブログの日記も「義務化」すると、とたんに、僕には負担になる。

でも、「遊び」だったら、毎日書かなくても、気が向いた時にだけ書いていると、面白い話が生まれる可能性が高くなる。



それと、武田鉄矢が昨日言っていて、「やっぱり!」と思ったのは「絵画」についてだった。

最近、武田鉄矢は「絵」を描くことに凝っているそうだ。

絵を描くことに凝り始めると、とたんに、世間の名画を見る目が変わったという。

絵を描き始める前は「へ~~!これが1億円のゴッホの絵!」と値段や名声に捕らわれていたのが、自分も絵を描き始めると、今度は「お!ゴッホさん、今度はそう来ましたか。やるね。工夫しましたね。」という感想に変わる、とのこと。

これは僕が「俳句」を始めた時にも経験している。

例えば「荒海や佐渡に横たふ天の川」(松尾芭蕉)の句を読むと、以前は「奥の細道のついでに芭蕉さんは新潟の柏崎の海岸までやってきた時に、目の前の日本海と佐渡を眺め、されに空の天の川を俳句にしましたとさ」的になる。

しかし、俳句を自分でも作り始めて、この句を読んでみると「げ~~!やるなぁ。僕にはそういう言い方はできないな。3点をうまく詠んで、世界を表現しているな・・・」となる。

あくまでも「ライバル」としての松尾芭蕉の俳句、になるのだ。



最後に、武田鉄矢が言っていた「フォークソングは僕にとっては遊びだ。遊びだから、到達点が無い」という言葉にいたく感動した。

さすが!


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