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多忙であることはいいことか? [仕事に対する考え方]

あるべき姿をイメージし、文章化するといい。

ところで「あるべき姿」にも2種類ある。

まずは「当然あるべき姿」という基本形があり、現状、それに追いついていない、と「そりゃ困る!」というもの。

これは早急に解決しないといけない。


もう1つは「理想像としてのあるべき姿」というもの。

これは文字通り、理想を追うものなので、1年先とか2年先、場合によっては3年後、の姿を指す。




組織や個人は常にこの2つを追いかけるべきだ。

この「あるべき姿」は「ビジョン」になるので、できるだけイメージし易いものにする。

可能ならば、図式化する。

少なくとも、文章化はする。



教育研修とは、その「あるべき姿」を達成するための1つの手段だ。

日常業務が忙しくて研修なんて受けていられない、という人もいるが、それだとステップアップが遅くなる。下手すると現状維持になってしまう。



「多忙」はどんなことに対しても口実になる。

僕が若い頃にいた会社では強制的にオフサイト(社外。研修施設やホテル)で、1泊2日の合宿の教育研修があり、それに参加せざるをえないことがあったが、それが今の僕を造ってくれている。


「リーダー」になるには、もちろん、仕事を通じて、経験を積んで、先輩を見て、リーダーになる方法を身につけるという方法も確かにあるが、それだと体系だって学べないし、時間もかかる。

そこはやはり、2日間をかけて、体系だって覚えたほうが速い。


「多忙」は自分の成長を「阻害」する、ということも忘れずにね。



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プロセス自体がイノベーション。 [仕事に対する考え方]

人事評価の一環としてMBO(Management By Objectives :目標管理制度)を導入している企業も多いことだろう。

「MBO」という名前を使ってなくても、年度の頭で「今年度の目標」を設定し、年度の終わりで「その目標をどの程度達成できたか」を評価することにより、「賞与」とか「昇給」とか「昇格」が決まる方法を採用している会社もある。


僕はこの手の目標管理方式で年度の目標を決めるようになって20年は経つ。

こういう目標管理方式で最も難しくて、キモになるのが「どのような、どの程度の目標」を設定するかだ。

目標を達成できたかどうかボーナスが決まるのであれば、「簡単に達成できる目標」を設定しがちだ。

そういう弊害を防ぐために「上司」と面談の上で、その目標がレベルとして適切かどうかを決める方法をとっている企業が多い。



僕の場合、年初で決めた目標はすぐ飽きて、別の目標を勝手に決める、ということだ。

まぁ、そうは言っても、年初で決めた目標もクリアするようにはしているけれどね。



目標の設定が低いと、簡単に達成できて面白くない。

ちょっと背伸びをすれば達成できる目標(ストレッチな目標)設定が推奨されているけれど、そのもう少し上の目標で、「走ってきて、おりゃ~と思い切ってジャンプすれば達成できるかもしれない目標」(ひょっとしたら無謀な目標)を設定したほうが、達成できればそれはもう望外の喜びだが、たとえ、目標を達成できなくても、走っているときの風景とかジャンプした時の爽快感が味わえる。

仕事が面白い時って、それが達成できるかどうかなんて気にしないしね。



プロセス自体がイノベーション。

そういう仕事をしてみたいものだ。


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現場で何が起きているか [仕事に対する考え方]

まずモニタリングの現場で何が問題となっているかを調査する。

さらにQCとQAにも何が問題なのかを聞く。

そうやって問題点を網羅したら、今度は、どの問題を最優先で解決するかを決める。

ここが「戦略」だ。



治験の問題に限らず、何を優先し、何をあとに回すか、が組織の将来を左右する。

大事なことは「解決すべき問題」を決めることだ。

「どのように解決するか」よりも、「解決すべき問題の選定」のほうが重要なくらいだ。

何故なら、「どうでもよい些細な問題」に膨大は時間をかけて解決しても、それが組織に与えるインパクトは些細だからだ。

「些細な問題」に、その膨大な時間をかけているうちにクリティカルな問題が悪化して、組織がのっぴきならなぬ状態になっていることだって、十分、ありえる。



「そんなバカなことはしない」と思うでしょ?

でも、僕の経験からしても、組織が往々にしてそういう「バカな状態」になっていることがある。

「そんなことより、もっと大事なことがあるでしょ?」と言いたくなることって、ありませんか?



言っちゃ悪いが、「治験の協力者リスト」を医療機関の長が「指名」していようが、「了承」していようが、あまり(と言うか、まったく)日本の治験の環境改善に繋がらない。

それよりも、「治験責任医師」と直に治験の契約をできるようにしてもらったほうが、何倍もインパクトがあり、治験に対する「責任」が明確になって、日本の治験環境を改善してくれると思う。



「そんなこと、できるわけない」と思われるかもしれないが、「同意を必ず文書で取る」ということも最初は「そんなこと、できるわけない」と言っている人もたくさんいた(特に抗がん剤の治験の場合)。

あるいは、「被験者のイニシャルはプライバシーの侵害にあたるという意見もあるがそんなことはない。それよりも、被験者識別コードなんかじゃ、医師との会話が成立しない」ということを永遠と揉めていた(というか、ある一部の方だけが声を大にしていた)時期もある。

さらに、「機構の治験依頼者の実地調査の際に、監査報告書を提示するかどうか」をさもこれ以上に重要な問題はない、と考えこんでいる人たちもいた。



繰り返すけれど、「今、最も解決すべき問題は何か」を特定することが、「問題の解決」よりも重要なのだ。



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ビジョンを持つ。(中年よ、大志を抱け) [仕事に対する考え方]

組織や会社は『将来、こういう姿になりたい』とか『当社の真の活躍している姿はこうです』というものを持っている。

それを『ビジョン』と呼んでいる。

「ビジョン」(Vision))というぐらいだから「イメージできそうな姿を言う」ということに注意したい。



「今の政権にビジョンはあるか?」という疑問を声に出してみよう。

今度はこうだ。

「今、勤めている会社のビジョンはどんな感じ?」

そして、最後にこう自問しよう。

「私の将来のビジョンは明確か?」



そもそも「ビジョン」とは「夢を形にしたもの」だ。


難しいことを言わずに「自分の理想像としてどんな姿を思うだろうか?」でもいい。


次にその「理想像」と今の自分との「ギャップ」は何か?と考える。


例えば、僕の場合、自分のビジョンの1つとしては「スーパーモニターを育成しながら活き活きと研修を行っている講師になる」だ。

僕の理想(ビジョン)と今のギャップは「どんな課題にも答えられる研修プログラムを作っている(持っている)ことが必要だが、そうではない」ことだ。

まだ、僕はありとあらゆることに対応する研修プログラムを持っていない。

まぁ、そもそも「研修の限界」というのもあるだろうけれど、きっと、僕はまだ限界までは行っていない。



では、そのギャップを埋めるために僕は何をしているか?

たとえば「新入社員を1日でも早く一人前にするための研修プログラムにはどんなものが必要か? それはどうやって研修するのが最も効果的か?」ということを日々、検討している、となるわけだ。



理想像が低い人もいるし、なかには理想像を持っていない人もいるだろう。

それで困ることはないが、きっと毎日がつまらなくなると思う。

逆に言うと、理想像(ビジョン)を持って生きていたいほうが楽しい。



「少年よ(少女よ)、大志を抱け」という言葉があるが、少年・少女は無鉄砲なので、放っておいても大志を抱く。

それよりも「守りに入りやすい」40歳代以降の人こそ、「大志を抱け!」と自分で自分を鼓舞しないと、ビジョンも持たなくなる。

高いビジョンを持っている人ほど、高いハードルを飛ぼうとしているし、そのハードルをクリアすれば、より大きく成長できて、人生も充実する。


だから「中年よ、大志を抱け!」





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ちょっとずつ成功する方法 [名言・格言]

ある日、何もかもがガラッと変わって、すべてがうまくいくなんてこと、世の中には絶対にない。

どんなものでも少しずつ、ちょっとずつ変わっていくもんやと思う。


(プリンセス・トヨトミ、万城目学)


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閑であることに罪悪感を抱くから [名言・格言]

●忙しいって言う人間ほど閑(ひま)なものだ。

閑であることに罪悪感を抱くから、やたら忙しいと吹聴したがるんだね。


(夜は短し歩けよ乙女、森見登美彦)



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メールは真意が誤解されることもあるがアイデア製造機だ [仕事に対する考え方]

現代社会ではメールが公私に渡り、コミュニケーションの重要な伝達手段だ。

このメールが出現した頃に、困ったことは「言いたいこと」がこちらが思ったとおりに「伝わらない」ことだった。

それまでは電話や面と向かって「言いたいこと」を言うのがメインだったので、相手の誤解を取り除きながら、コミュニケーションを取ることができた。

でも、メールでは下手すると、感情すらうまく伝えられず、その気は全く無いのに、相手を怒らせてしまった、ということもあった。

今ではメールの書き方も少しは慣れたし、「微妙」な話題はメールと電話(対面)のミックスでやったほうがいい、ということも分かってきた。

メールを「受け取る側」も学習してきて、メールでケンカすることも減ってきた。



社内のメールは時間を限定して処理するのが効率的だ。

緊急に返信しなければならないことだけは朝一で返信するが、それ以外は別の仕事をやりながら、ひと段落つく度に返信すればいい。

それと、帰宅前には絶対にメールを覗かない、というのも大事なノウハウだ。

そうしないと、残業続きになる。



研修ツールとしては毎週、火曜日に「英語学習のメルマガ」を発信し、金曜日に「GCPメルマガ」を配信している。

研修の案内もメールでやっているし、研修のフォローアップにメールを使うこともある。



とかくツールには「便利」と一緒に「危険」は常に付きまとうものだが、「メール」を賢く使っていこう。


メールに書くことで、自分のアイデアがはっきすることも多いし、また、そのようにメールを使うべきだろう。

本当に相手に伝えたいことは何か?

箇条書きにすると、どうなるか?


書きたいことから書いていき、あとで見直して、順番が簡単に変えられる、というのも「手書き」とは違ったデジタルのいい点だ。

この長所をいかんなく発揮させよう。


メールは伝達手段だけでなく、アイデアプロセッサーにもなりうるわけだ。


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きみと一杯のお茶をが飲めれば世界なんか破滅したっていいのさ。 [名言・格言]

●きみと一杯のお茶をが飲めれば世界なんか破滅したっていいのさ。

ドストエフスキー




●突然ほんのちょっと誰かに会いたくなるのさ。 そんな言い訳を用意してきみの住む部屋へと急ぐ。

小沢健二




●ちゃんとやるんじゃない。

楽しくやるんだ。


人生は、何でも楽しめる人の勝ち。

この間、18,9だと思ったのに、もう、この歳だ。

男も女も、18,9まで。


これから先は、偉そうにしていないで、楽しんでいるふりも止めて、好きなことやって、楽しもうよ。


喜ぶには、理由が必要だと思っているでしょ?

違うんだな。

喜ぶと決めて、喜ぶんだよ。

これが本当の生き方。





●危ない橋は渡らない。そのほうがいいに決まっています。でも・・・・・


危ない橋は渡らない。

そのほうがいいに決まっています。


でも、そこに立ち止まっているのが安全なわけでもない。




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「効率化」と「手抜き」はもちろん違う [仕事に対する考え方]

仕事は効率化できるのであれば、効率化するに越したことはない。

だけど、時々、「効率化」と言って、「それ、ただの手抜きじゃないの?」という場面に出会うこともある。

たとえば、治験薬の副作用が多発した時に、その都度、対応を考えるのではなく、1年に1回、まとめて検討する、なんていうことだ。

法律やガイドライン、SOPで縛られてしまう手続きは「手を抜かない」。

そういう縛りを残したまま、「さすがに、これは無駄じゃない?」という点を見つけるのが楽しいのだ。

イノベーションを考える時に、それをいいことに「手抜き」を考える輩もいる。

押さえるべきは押さえ、それでもなお、効率的に進めることができるはずだ。



簡単な話し、「稟議書」を廃止するってのはどう?

少なくとも、無駄に朱肉を使わなくてすむよ。

「連帯責任」は「無責任」だからね。

無駄に「稟議書」を作っているのに、重要な届を当局に出し忘れている、ということもある。

つまり社内監視の「形骸化」だ。

「何が重要なのか?」ということを誰も判断しなくなる。

誰も自分ひとりで責任を負う、ということに弱腰になる。



自分の会社・職場はどうだろう? と見回してみることをお勧めします。




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あなたは「賢い」旅人ですか? [仕事に対する考え方]

なぜ、その「SOP」が定まっているのか?

社内に様々な「SOP(Standard Operating Procedures)」があると思います。

皆さんはそのSOPに従って仕事をしていると思います。

でも、何故、SOPでそのように決められているのか、を考えたことがありますか?

そこには色んな理由があり、それを知らないと、SOPに縛られたり、SOPを逸脱しやすくなります。



さらに、こんな例もあります。

SOPの話から外れますが・・・・・・。

ある野原を歩いていたら、道が急に、大きく右に回りこんでいました。

何故だろう?と思わない人は、その道に従って(遠回りになるけれど)、右に回り込みながら歩いていきます。

疑問がないので、遠回りも苦労とは思わずに進みます。

ところが、ある旅人は、「あれ?何故、ここで道が大きく迂回するの?まっすぐに進めばいいじゃない」と思います。

実は、その野原には昔、大きな池があり、それを迂回するために道が大きく右に回り込んでいたのです。

その大きな池も、時代が変わり、すっかり干上がってしまい、今では普通の野原になっています。

そこに気づいた「賢い」旅人は、みんなのために道を切り開き、まっすぐに進めるようにしてくれました(こういう旅人を僕らは「パイオニア」と呼びます)。



「SOP」も同じです。

よくよく考えると、実はその「手順」や「ステップ」は、今では不要なことなのかもしれません。

だから、常に「何故、この作業をやるのか?」を考えて仕事をしましょう。


SOPだけではありません。

上司からの指示・命令も「何故?」と考えていきます。

そうすることで、普通に過ごす3年分を、1年間で経験できます。

「何故、それをやるのですか?」


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